女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

第一回全日本フルコンタクト空手道選手権

千宴子先生JFKO「第1回全日本復帰戦」無事終了!

道場生、関係者の皆さんへ

3児のママさん空手家、8年ぶり現役復帰戦。

たくさんの応援ありがとうございました!

2014-05-18-02-06-00さて、千宴子先生のJFKO「第一回全日本フルコンタクト空手道選手権」の試合結果ですが、ベストを尽くされましたが、惜しくも第一回戦本戦にて0−5判定負けとなりました。

空手の稽古をとおした社会教育活動の道場主らしく、道場の皆さんに普段お伝えしている事を体現するとされ、正正堂堂と挨拶から極めて望まれました。

試合内容は、最終的には筋力、体力、稽古量がまさっているJKJO4連覇中のチャンピオン(高校生ながら、今年のJKJO一般女子に出場、全日本優勝)に判定負け。互いに大きな有効打が決まらず、手数足数の優勢判定となりました。

千宴子先生は、道場主&指導者であり、満1歳を含む三児の母という立場のため、現役選手では考えられないほどの限られた競技稽古時間に加え、風邪をこじらせ4キロ体重ダウンの痩せた身体で出場するに至りました。

2014-05-18-02-11-31直前まで棄権も視野に入れておりましたが、今回を逃したら二度と現役復帰する機会が無くなる事は自他ともに認識しておりましたので、まずは、全日本の場に立つ事を最優先いたしました。

産後の影響で腹部への衝撃痛もあり、試合中も腹部を守りながらの状態で苦戦を強いられました。。。

しかしながら、6年間で三人の子を出産し、また、産後一年の女性が8年ぶりに格闘技アスリートとして再帰するという前代未聞の事をやってのけられました!

2014-05-18-02-09-12まだしばらくの間は、ベテラン選手が、飛ぶ鳥落とす勢いの次世代覇者の女子高生さんに負けた結果しか語られないと思いますが、この挑戦は、女性空手界にとって大いなる足跡となり、将来評価されると思います。

また、対戦者のお嬢さんは、さすがJKJOの4連覇チャンピオン!
ジュニアから鍛え上げられた安定した実力をお持ちでした!!これからの女子フルコンタクト空手界をリードされる選手となられるでしょう。
(※対戦相手の久保田選手は、その後勝ち進まれ、初代JFKO女子重量級チャンピオンとなられました。おめでとうございます!!)


千宴子先生も、競技者と手合わせされたのは普段の稽古を含め7年ぶりで、とても喜んでおいでました。

実は、今回の千宴子先生の挑戦は、直前まで、直接打撃空手競技者としてのケジメをつけるための引退試合の予定でしたが、来月新しく発足する、千山道場開設5周年記念事業「千山道場一般部 全日本選手育成10年プロジェクト」のためにも、千山道場生から全日本入賞者を輩出するまで、自ら率先して出場し続ける目標を決意をされました‼︎

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最後になりますが、復帰に向けてご協力、応援いただいた関係者の皆さまありがとうございました。

また、空手界の統一に向けての記念すべき歴史的一歩に参加できた事に、道場一同深く感謝申し上げます。


押忍


千山道場事務局



千宴子代表8年ぶり現役復帰戦「JFKO第一回全日本大会」北日本新聞に掲載

堀田さん、8年ぶり復帰戦 空手の全国大会出場へ

2014JFKO第1回全日本大会堀田千宴子8年ぶり復帰戦北日本新聞webn

▲北日本新聞インターネット版webnより


 高岡市の女性空手家で北日本新聞カルチャーパーク高岡(愛称・manabun=まなぶん)講師の堀田千宴子(ちえこ)さん(33)が、17、18日に大阪市中央体育館で開かれる「第1回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」の女子重量級に出場する。度重なるけがなどで8年前に選手を事実上引退したが、出産を経て復帰戦に臨む。

 2014JFKO第1回全日本大会堀田千宴子8年ぶり復帰戦北日本新聞記事堀田さんはまなぶんのほか、NPO社会教育団体「空手道 千山道場」や高岡中央ジュニア空手道スポーツ少年団も指導。父の影響で小学1年から空手を始め、2005年には相手を直接打撃するフルコンタクトで日本代表に選ばれ、06年には全国大会で準優勝している。

 昨年、全国230以上の空手団体でつくる「全日本フルコンタクト空手道連盟」が結成し、同連盟が主催する最大規模の大会が行われることも決まった。「挑戦するなら今しかない」と、2月に出場を決めた。

 各教室の指導や3児の子育てなどにより、個人練習は週2回。それでも堀田さんは「家族や受講生たちの応援をエネルギーにして、全力を出し切りたい」と健闘を誓う。


【北日本新聞webnより】
※詳細は、北日本新聞ならびに、北日本新聞インターネット版北日本新聞webnにて購読ください。
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