【世界の空手家達と空手発祥の地で特別研修 沖縄首里城
一列目中央 堀田千宴子代表と道場生ら】
〜高岡の空手キッズたちのためにオリンピックも目標のひとつに〜
先日からの報道のとおり、2020年の東京五輪の追加競技として、「空手」がオリンピック候補に残りました(^ ^) 残念ながら、まだ私達の道場にはオリンピック候補該当者がいるわけではありませんが(笑)。。。嬉しいことです!!
これを機にさらに世界に日本の空手武道が普及発展する事を楽しみにしております
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さて、私達の千山道場の空手は、「日々の稽古・鍛錬をとおし人間力の向上を目的とした地域のための社会教育の空手武道」であるため、あえて競技のための活動は主体としておりません。
そのため空手の特徴でもある流派・会派にとらわれず、競技スタイルにおいては、あらゆる競技ルールにも対応できるよう、稽古体系を道場設立当初よりカリキュラム化しています
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組手競技であれば、直接打撃、伝統(寸止め)、エアー空手。
型(形)では、沖縄・古典、現代、全空連型からDance空手まで。
空手は、さまざまな流派・会派によっても競技スタイルやポリシーがあるため、会派に属していないと大会に出られない場合があります。
逆に、どこかの競技団体に加盟すると他のルールでは活動ができなくなる場合もあるため、「地域のための社会教育活動」という立場から、活動が制限されない競技団体であれば、加盟させて頂いております。
また、道場生のみなさんには空手道の良さや理解を深める様々な取り組みにも参加してもらっています
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例えば、千山道場開設3周年記念事業として中学武道必修化にあわせ学校空手道(文科省指導要綱)に準じた夏休みボランティア親子空手教室の開催や、5周年記念事業として、昨年よりルール(種目)ごとの組手・型演武競技大会も「第1回高岡市交流大会」を主催しています。
ちなみに、今年度は第2回大会を実施します
事あるごとにお伝えしておりますが、私たちは「勝った負けた」を空手武道の目的としておらず、競技大会はあくまでも空手武道の精進の一手法として定義しています。
というわけで、東京オリンピックが近づくにつれ、テレビや新聞で空手競技が紹介される機会が増えると思いますが、特にジュニア道場生のみなさんは、武道としての空手道を中心に学んでいる自負を持って各種競技空手にも挑戦していただきたいと思います。
競技のみの活動をしていないにもかかわらず、直接打撃(フルコンタクトルール)などの種目では、すでに全日本大会入賞をはたすほどのジュニア道場生も誕生しております!!
さらに、千山道場(千山会)では空手で鍛えた心技体を空手の枠だけにおさめさせず、他の武道や格闘技にも派遣し、同時に他の武道を学ぶ事を奨励する、「千山道場ゴールデンエイジプログラム」を試験的に実施しています。
一例では前出の直接打撃空手全日本入賞者の小学一年生女子は、レスリング、ボクシング、柔道などにおいても成果がではじめており、レスリング競技においても全日本大会入賞しています
JKSC高岡中央スポ少や千山道場では、これからも子供達の夢や挑戦を育むためのシステムづくりを流派・会派、そして競技種を問わず可能な限り積極的にとりくんでまいりたいと思います