女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

2014年04月

しっかりとした挨拶ができないと、実力も出ない。

いよいよ26年度の競技空手組手大会のシーズン!
といいながら、私達の道場は競技空手がメインではないので、
あくまでも春と秋の競技空手の成果発表会がやってきたという感じです(笑)

この春は、一般部社会人道場生はみなさん忙しく出場者はおりませんでした。
(要職についている方ばかりなので、こればかりは仕方がありません。。。笑)

ということで、この春はジュニアだけの参戦です。
ジュニア道場生にとっては、今年に入ってからJKJO北陸予選に次ぐ、2度目の大会出場。

出場メンバーは、千山道場が運営母体となるJKSC高岡中央スポーツジュニア空手道スポーツクラブ(少年団)から9名。そのうち3名は、3月2日のJKJO北陸地区選抜予選にも出場し、1名は幼年女子で優勝し、早々にJKJO全日本大会北陸代表権を獲得いたしました。

話は戻って、4月13日に行われた小井道場さん主催の大会ですが、直接打撃空手の競技大会で県内では最大規模の大会です。第5回北信越学生空手道選手権大会として行われ、グランドチャンピオン全日本大会の予選も兼ねており、全国から強豪も参戦するジュニアの地方大会としてはレベルの高いものでした。

千山道場では、春の競技大会の2大目標競技大会のひとつに指定してさせていただいております。



2014-04-13-09-30-54ということで、試合当日朝を迎えたのですが。。。
道場の子供達。。


朝の集合時、全員挨拶の声が小さい。
むしろ、寝ぼけ眼のような感じです。。。

完全に春ボケです。

皆、塾や新しい習い事の掛け持ちやら、
学校行事やらでちょっと疲れております。

空手以外にも活躍の場をそれぞれ持っている子ばかりなので仕方ないのですが、
稽古で身につけたことを120%とは言わないまでも、
100%出せるように気持ちのスイッチを切り替える訓練をしてきたはずです。

そのスイッチとは、挨拶!

大会に出ておいでる他道場生さんからすると、
競技空手の稽古時間は半分以下だと思いますが、
実力的には、常時入賞圏内の力を持つ子が増えつつあります。


元気の良い挨拶と礼節。


これがいつもどおりできれば、120%の力を出すことができる!!
勝つか負けるかは二の次三の次の話です。

自分の心と身体の
スイッチを入れないから覇気が無い。

丁寧な挨拶もできない。
まわりの選手のほうが強くなって見える。

声も出ない。
呼吸も浅い。
動きが硬い。
技も出ない。

案の定、上位入賞予定者が次々と一回戦敗退。
場の空気に呑まれているのがありありでした


不安と緊張は、子供でも大人でも一緒です!
緊張は、人間の戦闘態勢に入る本能のあらわれです。
勝ち負けの結果に終始するのではなく、いざというときの疑似訓練が試合・発表。

それをコントロールし、心と体のバランスをとるのがスイッチコマンド。

ぜひ、これを教訓に、いざ勝負の時のコツを身につくけてください。
いつものことを、しっかりと同じようにできれば、おのずと結果もついてきます!!
かのメジャーリーガー イチロー選手も、試合前はいつもと同じように同じリズムで決まった事をやることでスイッチを入れるそうです。


最後に、以上の話の例外となった幼児2名。

当初、他の道場生と同様な状態でしたが、幼児が終盤の試合であったため挨拶と声をしっかりと出すトレーニングをし、いつもの状態に戻す事が出来ました。

その効果もあってか、一人の男子は150%の実力を発揮し、念願の一回戦勝利
続いて二回戦も勝ち上がりそうな勢いでしたが、最後に気を抜き上段蹴りが入り判定で敗退いたしました。
しかしながら、その挨拶・気合たるや彼の中の自己改革を象徴するかのような立派なものでした

もう一名の女子も、しっかりと挨拶・礼をすることで、自分の平均実力を安定化させ、結果として優勝しておりました。しかしながら優勝はしておりましたが、全国大会の幼児クラスは実施されないとのことで、グラチャン出場はありませんでした。


私達大人も同様に、社会のあらゆる場でプロとしてスイッチを入れる事があると思いますが、今一度その手法を検証してみたいと思います

さて、千山道場は入門ラッシュと5月の演武奉納行事となります。
組手モードから型演武モードに軸足が変わります

さて、もう一度皆で、スイッチを入れ直しましょう








【千山道場大会実績】第5回北信越学生空手道選手権大会

大会名
第5回北信越学生空手道選手権大会
競技種
フルコンタクト組手
開催日
2014.4.13
会 場
富山県総合体育センター
主 催
全日本極真連合会 極真会館 小井道場
成 績
☆幼年男女混合の部
【優 勝】堀田みず希(高岡中央スポーツ少年団)

(グラチャン2014全日本大会出場権獲得)

【3 位】清水武留(高岡中央スポーツ少年団)

【設立5周年記念第一弾】10年計画の新プロジェクトスタート

道場開設5年目の今年、武道教育であり、社会教育活動としての千山道場も名実ともに土台が整ってまいりました。

道場生、教室生の皆さんはもとより、保護者や関係者の皆さんからの『千山道場でやってよかった』と感謝の言葉もたくさんいただき嬉しく思っております。

幼児からご年配者、学生から現役世代の社会人、OLさん。そして、千山道場の核となる親子道場生。

実社会で大活躍し高い見識を持つ方達が、3年、4年と長く継続される道場生が多いというのは、これ以上多くを語るまでもないでしょうね

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昨年度は、たくさんの目に見える実績もあり、千山道場生1名が高岡市より、学校外活動(空手)での優秀な実績を残したとして、『2013年度 高岡市学校教育振興会表彰』の受賞もしております。

武道空手の技術向上もさることながら、『武道にまなぶ』人間力向上という最重要課題は、社会教育活動との相乗効果で、道場関係者一同が大きな成果を実感する事ができました!
この流れを千山道場の大きな本流として、道場名が続くかぎり不変のものと定義した上で、今年度より10年計画で新しいプロジェクトにとりかかります!

2014-04-08-17-52-23さて、その新プロジェクトは、『JKSC高岡中央ジュニア空手道スポーツクラブ』のスポーツ競技空手道活動の第二弾として、本年6月頃に一般男女の空手競技者育成活動団体を設立する予定です


"競技活動に偏らない千山道場の活動"に対し、新しい活動では、礼•心技体のバランスの良い向上を成された方で、かつ志願者を対象に、競技活動で全国•世界を目指せる人材を育成します!

実例として、まだまだ準備的な段階ですが、ジュニアスポーツ空手のJKSC高岡においては、千山道場での基本課程を終了したと認められ、競技空手を希望した生徒さんらが、活動開始3ヶ月で地方予選を勝ち抜き『フルコンタクト空手競技のジュニア最高峰、空手甲子園』といわれているJKJO全日本大会へ2名出場しました

今年度も早くも1名が日本各地で開催される地方予選で優勝し、2年連続で全日本大会出場権を獲得しております



というわけですでに、新設準備のため今年の1月より道場開設以来の大幅なカリキュラム改定を行い、一般道場生の稽古システムも移行完了。

当然、千山道場の本筋が競技空手に偏らない社会教育活動としておりますので、競技を中心に稽古をされたい方からすると満たされた環境には程遠いと思います。
しかしながら、千山道場では競技者である前に、文武両道の人間力の高い武道家として誰からも尊敬される空手家であっていただきたいと願っております。

道のりは長く遠回りである事は重々承知の上で、不可能を可能にしてまいりたいと思います


そして、その活動の象徴としてスタートをきる記念すべき最初の檜舞台は…。

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この大会は、フルコンタクト空手オリンピック競技化を目標に開催され200以上の流派・団体が結集し、大同団結を目的として開催される、かつてない最強最大規模の大会となります。

この大会はだれでも出れるものではなく、出場者、道場としての実績も必要な大会でありますが、おかげさまで、出場権も獲得し出場する選手も決まっております。

詳しくは、来月発表します

開設5周年の平成26年度、いよいよスタートです


by事務局

千山道場の「立志式(旧卒会式)」

10250087_645154078889542_2082425622_n春爛漫、一年で一番楽しく美しい季節となってきました

千山道場や空手道教室、そしてスポーツ少年団の3団体ジュニアクラスのみなさんはいよいよ新学年も始まり、胸に希望と夢をふくらませて新生活が始まってきてることでしょう!!


さて、子供達にとってもドキドキワクワクの春ですが、以前ご案内しましたとおり4月3日に執り行われた「立志式(旧卒会式)」の様子を、北日本新聞さんで紹介いただきました

立志式に先立ち、新旧ジュニアリーダーの交代式を行い、今年一年間、大抜擢で千山道場リーダーの任についてきたタイセイ君(ジュニア緑帯)が、最後まで勤めあげましたお疲れ様でした!
園児から中学生までを引っ張っていかなければいけない重圧は大変なものだったことと思います。
まして、空手の技量としては、中級者としての帯級であるがゆえに思い通りに事が運ばなかったことでしょう一昨年、納会後に私達は議論を重ね、そのことを踏まえて君に生涯役に立つ貴重な経験をしていただくために、異例の大抜擢をし、クリスマスパーティーで発表いたしました。。。ぜひこの経験を将来いかしてくださいね

新しく、千山道場ジュニア新リーダーに就任したユアちゃん(ジュニア茶帯・小6)はじめ、まなぶん空手道教室ジュニア新リーダーに就任したレイ君(ジュニア緑帯・小6)、高岡中央空手道ジュニアスポーツクラブ・少年団・リーダーのタクマ君(ジュニア茶帯・中2)と約50名の道場生参加者の前で交代の挨拶を交わし厳かに引き継ぎが行われました

その後、今年度より設置しました千山道場、まなぶん空手道教室の道場生会・受講生会の各団体の男女会長・親子会長もそれぞれ紹介され正式に就任されました。

IMG_3337そしてその後、立志式としてこの春小学校を卒業した小学6年生が、空手の稽古をとおして培ったこと、将来どのような人になりたいか。これからどのように励んでいくのかを道場生や来賓のみなさんの大勢の前で作文を読み上げました


将来への志を立てる!戦国時代の元服の儀式ではありませんが、戦場におもく若武者のように将来への決意を立派に宣言してくれました

その後、参加者みんなで気合の入った1000本正拳突きで道場生・教室生の互いのこれからにエールを送りました。また、来年も実施いたします。
子供達にとっても良い効果と思い出になった思います。

涙あり、笑いありで、千山道場の新しい定番行事となることでしょう!

ちなみに、全国的にこの「立志式」というものを中学2年生で行っている県が増えているようです
富山県は、まだやっていないようです。


平成26年度 千山道場ジュニアリーダーならびに道場生会長のご案内

いよいよ新年度が始まりました
千山道場も開設5年目となり、総会員数100名規模の活動となっておりますので、ジュニアクラス同様、一般部も道場生会を発足いたします。

それにともない、新千山道場ジュニアクラスリーダーならびに、空手道教室生リーダー、JKSC高岡中央スポ少リーダー、一般部道場生各会長を下記のとおり任命いたします



<ジュニアクラス・リーダー>

☆NPO社会教育団体 空手道 千山道場
  ジュニアリーダー ユアちゃん(小学6年)

☆堀田千宴子まなぶん空手道教室
  ジュニアリーダー レイくん(小学6年)

☆JKSC高岡中央ジュニア空手道スポーツクラブ(少年団)
  ジュニアリーダー タクマくん(中学2年)


<一般部 会長>

☆千山道場 道場生会
  一般男性部 会長 マツカワさん

☆千山道場 道場生会
  一般女性部 会長 ワダさん

☆千山道場 道場生会
  一般親子部 会長 ヨシザワさん

☆堀田千宴子まなぶん空手道教室 受講生会 
  一般男性部 会長 フジムラさん(50歳のための空手道教室)

☆堀田千宴子まなぶん空手道教室 受講生会 
  一般女性部 会長 ナベタニさん(キッズ&女性ための空手道教室)




よろしくお願いいたします

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