女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

2013年02月

風邪が大流行。

今年は風邪が流行っているようです

千山道場となって3年になりますが、はじまって以来の欠席者の多い2週間でした。
なんと、通常の1/3、1/4という少なさ(笑)

小学校では、インフルエンザによる学年閉鎖になったりとか、家族にインフルエンザが出たため道場でうつさない予防のためであったり。。。みなさん、普段鍛えた体もインフルエンザにはかなわない時もあるようです。

さて、このような稽古欠席 時は、大人子供かかわらず武道稽古を学ぶ者の礼儀として必ず連絡をしていただくことにしております。

千山道場の約束事のひとつとして学業、仕事、家庭は最優先としておりますが、 事情で欠席する場合の連絡は、本人のモチベーション維持やケジメも含めての稽古事としております。

ここまで、欠席者が続出するのは千山道場になる前も含めて異例なことです。

この時期のイベントは参加人数が読めないので、去年今年としないことにしております(;;)

来週ぐらいから、全員戻ってくるでしょう!!


いよいよジュニアクラスから黒帯第一号か!?

道場開設3年にもなると、上級帯が増えてきました

とくに千山道場ジュニアクラスでは、「礼・心・技・体」バランスよく成長させることを念頭において、それぞれ個性にあったカリキュラムを組んでいます。 空手の技術・強さが突出して上手だからといってトントン拍子で昇級するとはかぎりません。

みんなそれぞれの個性があるので、成長の度合いも違います。
礼・心・技・体の4つのベクトルの内、「礼」「心」が立派でも運動が苦手で「技」「体」の成長に時間がかかる子。
また、前出のようにその逆で、「技」「体」の成長が早くても「礼」「心」の自己中心的な行動が多い子。
それとは別に、「10歳前後になっても親子の距離感が掴めない」「他人との距離感が掴めない」など。。。さまざまな成長のスタイルがあります。

かといって、丸に近いグラフになればいいというわけではありません。
伸ばすところは無限大に伸ばしてやり、足りないところは人並み以上になるようにサポートをしてあげる。。。空手の上手さだけではなく、「空手道」としての積み重ねが、昇級審査の各段階にも大きく関わってくるようにしています。

そういった基準を、昇級・昇段の目安として子供から大人まで道場生全員に配布し、「礼」「心」「技」「体」の努力目標要件をしるしております。



さて、その道程を3年余り積み重ねた小学6年生の女の子がいよいよ黒帯の審査に挑む時期がまいりました


<▼姉妹での後ろ回し蹴り稽古>
IMG_0150その子は、お父さんと姉妹で入門された三人の親子道場生の長女さんです。
私達も驚くほどの努力家で、学業も成績優秀、リーダーとしての資質も兼ね備えた女の子です

多くの習い事も同時に納め、大人並みの忙しさの中で道場にも学業に支障のない限り休まず通って来ました。

常時、ピアノや習字の発表があるため、ケガなどのアクシデントを考慮して組手競技の大会に出たことはありませんが、空手技術のレベルはグンを抜いております。(競技選手として活動していればそれなりの結果も残せていたでしょう!)

まして、「礼」「心」においても大人並みの思考力や感性を持っており、また、年頃の女の子としての無邪気さも兼ね備えた文武両道の良い手本となってくれました。

千山道場ジュニアクラスの二代目となるべくして縁があったように思います。

先日、千山道場上級者(昇段)の筆記論文試験にも普段と乖離のない見事な論旨を提出し、奥の深い思考と心の成長度合いに千宴子先生、事務局ともに感心しております。

というわけで、千山道場の平均稽古年数からすると異例の速さでの昇段審査となります。
空手の技術、強さ、心、礼節などどれをとっても大人レベルの成長を遂げた千山道場ジュニアクラス総リーダー 聖奈に黒帯昇段審査に挑んでもらう時が来たようです!!






冬の昇級審査も終わって

2013年も始まりはや一ヶ月あまり。。。寒さと同じぐらいに稽古も厳しくなっております。

とくに冬期間は、シーズン別カリキュラムとして、一から基本を見直すという目標設定をしておりますので、なんとなく稽古に参加しているだけでは、寒くて凍えてしまうと思います(笑)

基本動作や型の稽古が中心となるので、一挙手一投足に至るまで気を配って稽古に励んでください

27というなかで、先日、園児から大人まで一緒に冬の昇級審査を受けられました。
いつものように審査に向けてそれぞれの成長のドラマがありました。

皆さん、それぞれの課題と審査に向けての緊張感は、大人であっても子供であっても一様に同じです。
まして、千山道場では子供も大人も一緒に受審しますので、条件は同じです。

型の審査ひとつをとっても、子供から見ると大人は「すごいな~」と思うでしょうし、大人は「子供の吸収力にはかなわんな~」と内心思っているでしょう(^^)

このような積み重ねが、子供同士であっても、大人同士であっても、それぞれの努力と成長を認め敬う気持ちが出てくるのではないでしょうか。

家庭にもどっても、お父さんお母さんを尊敬し、親は子供の成長を肌で感じられる。。。
そんな空気が千山道場の千の山の一つとなっております。

審査を受けられた皆さん、お疲れ様でした

社会でも活躍される道場生さんたち

千山道場の社会教育活動は、「空手道の稽古をとおした地域の人材育成」ということを念頭にしておりますが、こういった趣旨に賛同された地域の多くの皆さんからご協力を頂いております。

空手道修練のみならず、地域との関わりを持ちながら、道場生さんに良い影響を与えることに注力しております。

また気がつくと、道場生(会員)や教室生さんらには地域で活躍される素晴らしい方々も数多く在籍されており、経営者、公務員、企業幹部、医師、保健士、看護師、栄養士さんにいたるまで幅広い職業の方がおいでます。 

その他にメジャースポーツの実業団アスリートとして活躍されていた方々もおいでになり、空手のみならず各種スポーツ界で実績を残された方々も在籍されておいでるので、頼もしい限りです

みなさん、それぞれに忙しく社会的地位をお持ちの方ばかりなのですが、その方々の千山道場へ入門された理由として、しっかりとした運営指針そして、皆一様に「自分を律するため」とおっしゃっておられます。

ほんとうに頭の下がる思いの方々ばかりです


さて、道場開設3周年を契機に、特別指導員制度も開始することにいたしました。

千山道場を支援してくださる方々の中から、第一号として年商数百億、数百名の社員さんを抱える地元有力企業グループの社長さんに道場生(会員)として、時には稽古も参加されながら、千山道場の皆さんに良い影響を与えていだだく特別講師として”社会教育指導員”の役割もしていただくことになりました。

近いうちに道場で社会教育指導員帯(エンジ帯)の任命式を行いたいと思います。


BlogPaintその方は、地域の企業でありながら、活躍は全国クラスの活躍で有名な経営者さんでもあります。挑戦を恐れず、関わるものすべてに夢と希望を与えてくれる社長さんです。

千山道場の子供から大人まで、きっと良い刺激になることと思います


今後も、このような社会的にも良いお手本になるような素晴らしい方々に「千山道場社会教育指導員」になっていただくことがあると思います、楽しみにしていてください

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