2012千山道場年賀web2新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします

昨年は、道場関係者の皆さまには大変ご協力いただき感謝しております。道場開設以来、千山道場らしい特徴のある手法として「礼・心技体」の向上を育むためのカリキュラムを道場関係者一丸となって順次実施してまいりました。  

第一段階としての3年目となる2012年は、千山道場としての土台づくりのまとめの一年となります。

気がつけば、一昨年・昨年と千山道場での空手道の精進のみならず社会教育活動として数多くの事業を行いました。 

さらに、道場開設当初より道場生の皆さんにお話しておりましたとおり、昨年3月より高岡大和百貨店に千山道場提携教室を開設し女性や50歳以上の方を対象としたご年配者が空手に挑戦されることになりました。(いよいよ、この1月より平均年齢60歳の紳士ご夫人ら8名が千山道場の道着に袖をとおされる予定です。

この2年で空手に適した子供や若者ばかりでなく、親子や園児からご年配者や女性まで、社会の縮図といえるほどのお互いに良い刺激をあたえあえる理想的なメンバーがそろいました

というわけで、今年の大きなテーマとして力を入れる部分を意識した運営をするために年度コンセプトを決めております。


2012年は、「人間力」を育む。


空手の稽古をとおし、人としての基礎力を磨く。スポーツでも、武道でも芸事でも技や体や忍耐力はおのずと向上できても心 (人としての魅力) の向上は、意識しないと成長できないものです。

つまり、道場としてもより具体的に手法を策定する必要があります。例えば、EQ(心の知能指数)の向上を意識したカリキュラム化も実施したい思います。
今、社会環境はどんどん複雑になり大人から子供までの残念なニュースで目を覆いたくなることばかりです。

そんな世の中でも力強く困難を乗り越えていける「人間力」をつけることが大切ではないかと思います。
千山道場の名称の由来ではありませんが、千の山をも乗り越えられる人の育成に注力するという年度です。

今までの社会教育プログラムのほかに、総合的な社会的知性をつけるための工夫を順次取り入れたいと思っていますので、道場生の皆さん楽しみにしていてください。

それでは、本年もよろしくお願いいたします