女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

2011年03月

千山道場の卒業式

今週で、22年度の稽古が終わり、来週から23年度としての稽古が始まります。

昨年末から、進学や仕事の転勤などで卒業する道場生もおいでます。

今日も、一人の一般社会人男性の卒業があります。

卒業式といっても、道場生みんなの前で挨拶するだけですが・・・(笑)。
(人によっては楽しく、思い出組手大会などはすることもあります

長い短い、上手い下手、帯級は関係なく、道場の仲間や道場を大切にし、自分の目標に向かって空手の道を精進した者のみに与えられる栄誉です。

武芸の向上のみではなく、一緒に汗を流した仲間に、純粋に感謝の気持ちを素直にあらわせる人になったかどうかが、またそう思われるかが千山道場で稽古した甲斐があったかどうかだと思います。。。

話はもどって、20代後半の彼は、一般企業でエンジニアとして勤務していましたが、思うところがあって1年以上かけて転職の準備をし、何段階もの試験を見事クリアして職業自衛官の合格を果たされました。

先日、新聞でも地元市長への表敬訪問をされ紹介されていました。

市長は「志を高く持って頑張ってほしい」と励まし、○○さんは「国民の生命と財産を守れるよう力を尽くしたい」と誓った。 【北日本新聞より抜粋】

いつものように、道場の仲間が新しい「道」に進んでいくことは大変うれしく祝福したいのですが、不安定な世の中になりつつあるので、少し心配している部分もあります。

彼の献身的な人柄や気持ちはわかりますが、くれぐれも御身大切に気をつけて無理をしないよう、がんばっていただければと思います。

千山道場の道場生として一緒に汗を流した証を認め、彼の門出を祝って千山道場の卒業式としたいと思います。




BONSAI

千山道場のありかたを、時に「盆栽」に例えることがあります。

盆栽は、ご存知のとおり園芸のひとつの形ではありますが、室町時代に茶道と一緒に発展し、江戸時代には武士の嗜みのひとつにもなっていたそうです。

海外では「BONSAI」として日本の心や侘び寂びをあらわすアイテムにもなっています。そういえば、昔、NYにいたときに目にした光景に、高級ブティックのならびに「BONSAI」ブティックもあったほど、日本の文化や思想、美意識の象徴になっていました。

小さな鉢の中に、自然を再現したりするものですが、ある意味日本庭園と同じ宇宙観をもって育んでいくものだそうです。

さて、そんな盆栽と千山道場を重ね合わせながら、道場開設1年余りでようやく、意図したひとつの形が鉢に現れてきたようです。

まだ、枝ぶりも何もありませんが、鉢にようやくなじみ始めたような感じでしょうか。。。

道場は、ミニ盆栽と定義して高岡地域限定活動で定員制にし、道場生の世代構成や男女比など、世の中の縮図といわれるぐらいの学び舎としての機能を持たせることも意図しています。愛情をそそいで育み、道場関係者の皆で鍛えあい励ましあい育てあいます。時には、千山道場の樹姿を乱すような枝は剪定する場合もあるでしょう。

この春には、ようやく形が見え始め、本道場と空手教室によって、「千山道場」という木の形ができました。園児から少年、学生、女性、親子、ビジネスマン、おじいちゃんおばあちゃんなどの老若男女が、空手の道をつうじてつながり始めました。

なんとなく、関係者のどなたにも枝振りがイメージできた瞬間でしょうか。

ふるさと高岡の地元地域という鉢の大きさを決めた中で、空手や武道とは無縁だった、今までとまったく違った新しい層を取り入れた鉢ですが、空手道をとおした社会教育のNPOの活動を軸にし、千山道場と空手教室をあわせると、60名ほどの生徒さんになりました。

最強の空手道場にはならない道場ですが、これからも「最良の空手道場」めざして形作られていくでしょう。

道場生の全員が
「まっすぐで、優くて強い。そして知性も教養もある。」

これが、千山道場BONSAIの理想の枝ぶりでしょうか

東北地方太平洋沖地震お見舞い申し上げます

このたびの東北地方太平洋沖大規模地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

道場生の皆さんもさまざまな形で伝わってくる情報を見聞きし、心をいためておいでのことと思います。

過日も、NZ地震災害チャリティーにご協力いただいたばかりです。。

道場では、日ごろから社会教育活動の一環として慈善活動にもご理解をいただいております。
今回の東北地方太平洋沖大規模地震は、特別に甚大な被害がでている災害のため、道場生の皆さんが、被災された方々に自分にできる事を考え、それぞれの形で、行動、支援していただけたらと思います。

今回、千山道場では、事務局にて可能な範囲で運営費より、表に出さない形で義援金をお送りいたします。



さて、ここ十数年の間に、日本や世界は大変な状況に見舞われています。

物理的な災害ばかりでなく、政治、経済。。。
そして人口・食料・紛争の問題にいたるまで、多難な時代をむかえております。

千山道場訓のひとつを思い出してください。

「一、愛するものを守るため 武術を学びます。」

千山道場では、武術を学び単純に万が一の武力的な備えをしなさい、ということを意図しているのではありません。
武術武道の鍛錬をし「心技体」をいかなる時も、いかなる有事にも、対応できるように備えを怠るなということであり、それはなぜかというと、「究極的な愛するものを守るため」であることを意識してください。

このようなことも踏まえて、千山道場の本道場生の子供から大人まで全員、普段の稽古から高い意識を持って稽古に励んでください。 押忍



天国からのプレゼント。

最近また、ちょっといい話がありました

「千山道場」や「社会教育活動」「北日本新聞カルチャーパーク高岡・まなぶん空手道教室」の活動が、地域社会で少しずつ認知され始めてきたところです。

それとともに、千宴子代表の昔からのご縁のある皆さんからも、お祝いの言葉や励ましのエールをいただくことが増えてまいりました

その中のひとつに、昔の空手仲間が千宴子先生のもとで、空手を再開したいと集まってきてくださっておいでます

千宴子代表が高校1年生のときに亡くなったお父さんの故・山田八段名誉師範の空手仲間であったり、千宴子先生が少年部や指導員をしていたころの道場生であったり、後輩であったり。。。女番長の千宴子少女にコテンパンにやっけられた仲間であったりします(笑)

昔の空手仲間の皆さんは、口々におっしゃっています。


「山田師範には、たいへんお世話になりました。。。


お父さんは、天国から千宴子代表に空手のすばらしさを、今一度、伝えようとしておいでなのでしょうね

アレマー玉井さんにもご挨拶~♪

10日OPENの北日本新聞カルチャーパーク高岡(まなぶん)の内見会と祝賀パーティーに出席してきました


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すでに、道場の皆さんにもご案内しているとおり、まなぶん空手道教室は、千山道場の提携教室という位置づけですので、許可された道場生は参加しても良いことにいたしました。
(ぜひ、道場での普段の稽古にプラスアルファとして稽古参加してくださいね


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内見会のあと、ニューオータニホテルでの祝賀会に、千宴子代表と私で出席しました。
市街地活性化策であり、高岡の文化発信の新拠点として、自治体・経済界はじめ北日本新聞さんの力の入れようが、ひしひしと伝わってまいりました。

祝賀会場には、あえてお声をかけませんでしたが、ご縁のある企業・政界・行政のトップの皆さんや、まなぶん講師の先生方もたくさんおいでました。

また、芸文の先生方は、さすがに立ち居振る舞いもしっかりしておいでで、武道ならずとも、「道」のつく世界を探求しておいでの達人だけに、人をつくるのが「◯◯道」の世界なんだな~とつくづく感心しました。

そして、たくさんの先生方の中に、地元タレントとして有名人となられた、古くからの知人「アレマー玉井さん」にも久々にお会いできゆっくり話ができました。そして、千宴子代表と一緒に記念撮影していただきました


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アレマー玉井先生は、「あれまー魔法学校(火曜第1・3)PM7:30~20:30)」と「わくわくバルーンアート(火曜第2・4)PM7:30~20:30)」の2講座開講されるそうです。





また、アレーマー玉井さん!道場に遊びに来くださいね~

道場生の皆さんも、北日本新聞カルチャーパーク高岡(まなぶん)をぜひ利用してくださいね




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