女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

2010年10月

無事!全員昇級できました。


初級、中級の昇級審査を受けられた皆さん、昇級おめでとうございました

この機会に、千山道場の帯級制度の概要を紹介しておきます

一般部と少年部(学生も含む)の評価方法は少し違うのですが、日々の『心技体』鍛錬の成果と、審査課題を千山道場の基準で総合的に認定した結果が帯級になります。

また、日々の鍛錬と現在の帯級からの進捗状況がもう一息という方は、次回の審査まで精進してくださいね!

足りなかった方は、何が足りないか考えたり、先輩に聞いてみるのも勉強ですよ。

ちなみに、一般部の評価方法は、帯級のめやすの一定基準にそって、年齢・性別・個人差をふまえて相対的な評価をしています。

そして、少年部に関しては、帯級のめやすを前提にし、それぞれの個性にあわせて、子供達の成長を促すための評価になっています。

特に子供達の場合は、少なくとも三年は続けないと「心技体」のバランスよい効果があらわれないので、長い目で見たマイル・ストーンや目標の役割をしています。

そのため、千山道場では運動能力の高い子が必ずしも高評価の帯級が出たり、コツコツじっくり積み上げるタイプの子が、低評価の帯級ということではありません。

言い換えると、それぞれの壁を努力して乗り越えたり、困難に挑戦する気持ちを大切にしています。

また、大会出場で、好成績を残せたとしても、あくまでも普段の稽古に対する姿勢が重要視されます。

ということで、中級者以上になってくると、徐々にハードルが高くなってきますので、日々の稽古を大切にしていってくださいね。


by 事務局

目頭がアツイ。

今日は、昇級審査でした。

白帯さんから、中級者まで、日頃の積み重ねを認められたものが審査を受ける事ができました。

みんなよく頑張ってました。

空手の稽古に励み、技術が身につく、つかないは、ウサギと亀のお話ではありませんが、個人差があってあたりまえの事だと思います。

千山道場では、子供であろうが大人であろうが、前向きな人や努力を惜しまない人には、時間をかけてあったかく見守るようにしています。

言い換えると、ウサギさん型はもちろんのこと、カメさん型の方にこそ千山道場でコツコツと自分を磨いていただきたいと思います。

空手が上手くなる事は、目に見える大きな目標ではありますが、空手の稽古をとおし、それぞれの壁を乗り越えるという、目に見えない事が重要なのではないでしょうか。

石の上にも、三年。
昔の人はよく言ったものです。

三年続けるには、それなりの努力と壁を乗り越えなければなりません。

さて、道場には、そんなコツコツ努力する人の姿を見て、目頭を熱くしている親子道場生のお父さんがおいでです

人の喜びを自分の喜びにできる、素晴らしい方です。

そのお父さんは、とても頑張り屋の方で、子供達と一緒に空手をやるために、お父さんが先に入門されて、人一倍努力をされている方です。

今回は、後から入門した我が子らの始めての昇級審査でもあったので、喜びも一入(ひとしお)ではなかったのではないでしょうか。

お父さんの感動を道場のみんなで共有できたのは、いうまでもありませんね。。。


by 事務局


クリスマスパーティー企画

今年も、あっという間に終わりそうな気配を感じています

そんなあわただしい晩秋の中、先日、少年部道場生からのカワイイ質問がありました。


 「今年は、道場のクリスマスをするんですか?


子供達にとっては、とても大切なイベントですね


普段、辛い稽古に耐えている、道場の仲間と楽しくすごす機会も大切です



年間計画には、ありますとも



代表からも、自分の少女道場生時代の想いでとともに、企画の提案がありました

今年のクリスマス企画は、子供から大人まで一緒に楽しくやりたいと思います。


道場のみんなからも、アイデア募集中!



というわけで、昇級審査が終わると、いよいよ来月から新稽古体系が始まり、ますます空手が、深く学べるようになると思います。


また、来年春から新しい会場で、新しい千山道場の提携教室もはじまりますよ~

第2期目の目玉事業として準備しておりましたが、後援会や理事会、各方面のご協力もあり、いよいよ実施されることになりました。

新しい仲間も増えて、道場はますます活気づくでしょうね!


by事務局

ある日のはなし

以前も書いたことがあると思いますが、どんな人にも必ずと言ってよいほど、習い事が嫌になる時があります。

しかし、状況にもよりますが、子供の場合、親がそうかそうかと好きにさせるのも、いかがなものかと思います。

せっかくの武道の道場通いなのですから、試練をあたえる場である事を忘れてはいけません。

大人でさえも、そんな時期が定期的にありますから、恥ずかしいことではありません。むしろ、そんなあたりまえの事をまわりが理解して、壁を乗り越えるチャンスをあたえることに意義があると思います。

私達は、児童教育の専門家ではありませんが、継続的に子供達の稽古や目の輝き、笑顔をみていると、その子、その子の日々の家庭での躾、生活背景や心の動きが見えてきます。

ちなみに、私自身、30数年前の子供としては珍しく、たくさんの習い事や家庭教師もついていました。。。〈結果もともなっておりませんが。。(笑)〉



ただ、その中で、私の親はこのように諭してくれました。

「先生と名のつく人がいる習い事は、純粋に勉強をするところ。」

「師と名がつく人がいるところは、勉強の他に人生の師と出会うところ。。」

「だから、飽きてきたのだったら、その師(先生)の考え方や人間性を学ぶために続けなさい。。。」


今でも、家庭教師やスポーツ講師をしてくださった師達とは、公私ともに親交があり教えを受けることもあります。

武道の良さは、鍛錬という稽古や我慢をとおして礼節、心、体、技を鍛えることにあります。

また、人生の師や先輩と出会うところでもあります。〈師範や師匠と肩書きがある由縁ですね。〉

道場の中にも、私達が理想的なイメージとしている道場生の方もすでにおいでです。

ほんの一例では、ある家族道場生のお父さんです。
地元名門の高校球児でもある方です。その後、実業団野球でも活躍され、現在も、県下のリトルリーグ野球の指導もしておいでです。


千山道場では、このような様々な分野で社会的にも活躍しておいでの方々の道場生が、ますます増えてくるでしょう。

私達は、まだまだ師の器量は足りないかと思いますが、このように道場生一人一人も師であり、人生の師としての役割を持っています。

言うに及ばず、少年部の道場生も、それぞれ大切な師という役割もっています。

というわけで、千山道場の道場生の人員構成は、社会の縮図を意図しています。(あと足りないのは、おじいちゃん・おばあちゃん道場生でしょうか!!近い将来、ご年配道場生を受入れる準備も整うと思います)

空手の上達もさることながら、日々の稽古をとおして、社会教育という人間形成を特に重要視しております。

ゆえに定員制にし、道場生の構成を調整しております。
そのため、非営利だからこそ可能な運営として、道場生をたくさん集めてやっていない理由がそこにあります。

したがって、西洋文化のスポーツ的な勝ち負け、目先の結果のみにこだわられる方々には馴染まない道場だと思います。

言いかえれば、純粋に自分を高める目標がある方々が、長く残られる道場なのでしょうね



by 事務局

『一雨潤千山』

一雨潤千山(いちうせんざんをうるおす)

ほんの少しの身を潤すわずかな雨も、まわりを見渡せば、あらゆるものを潤しているという様をあらわした、禅語です。

昨年、年の瀬も押し迫った頃、千山道場の命名に際して、千宴子代表の由来のみならず、千宴子道場という社会教育の武道場という姿を、この禅語になぞらえて「千山」と決定しました。

※焼肉屋さんなどの店名からいただいたのではありません(笑)

ほんのちょっとしたきっかけで、目の前に広がっている世界が大きくかわりはじめる。

道場の皆さんも、空手の稽古をとおし、それぞれの『一雨潤千山』を感じられたことと思います。

あっという間に、千山道場もやがて一年になりますが、道場の進化とともに、道場の座右の銘『一雨潤千山』の解釈も、さらに深まり、これからも進むべき道をしるす道しるべとなってくれることでしょう。

この言葉を、道場開設一周年の記念として、代表に贈られることになっています。

『一雨潤千山』の慈雨の意の道場に少しでも近づけるよう、皆で精進しなければなりません。

代表と座禅でも組んでくるか~

by 事務局

過ごしやすい季節になってきました♪

暑い暑い夏も終わり、冷房も暖房も要らない丁度良い気候です

真夏に出産を終え、ようやく体の調子も戻りつつあります


先月26日に極真会館浜井派さんの百万石杯空手道選手権大会に道場生を出場させていただきました

そして極真会館浜井派代表、他諸先生方にもご挨拶させていただくことが出来ました


開会式では浜井代表が会場にいる全ての人にメッセージとして伝わるよう、とても大切なお話をされました。

『武道』と『武術』の違い。

そして、日本と他国との違い。

私たちが重んじるべきなのは道であるということ。


千山道場でもよく『武道』について話をしているのですが、とてもわかり易くはっきりと会場内の全ての人に伝わったのではないでしょうか


そして、大会に出場した道場生の試合内容・結果ともに本人自身もまだまだ見直せるところがあるとわかっていて、「空手の大切な部分をもっと学びたい」と意欲を見せてくれて私は大収穫だと思っております

私達も空手をもっと勉強し、より深めていきたいとさらに思いました


by 千宴子
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