女性空手家が道場主 千山道場の『ヒト・コトBLOG』

空手をとおして「人」や「事」を未来につなぎたい。。。女性空手家が道場主「高岡の空手道場 千山道場」のヒト・コト(人や事/一言)メッセージブログ。富山県高岡市のNPO社会教育団体 空手道 千山道場 のオフィシャルブログです。☆高岡の空手道場・教室☆ 公式ホームページは「千山道場.net」で【検索】

2010年06月

すばらしき千山道場の仲間達

急遽今月末に、仕事の転勤で東京に移動になることになった道場生がおいでる。

もうすぐ、1児のパパになられる方で、錬真時代からの5・6年の経歴をお持ちです。私よりも年下ですが、かけがえのないすばらしい空手の先輩です。

彼は、JRにお勤めで、交代勤務もあるため仕事のお休みの時にだけ道場に顔を出されます。そのため、彼は、帯や大会にこだわることなく、空手を継続されることを主眼にしておいでます。

みんなそれぞれの目標で道場に通っておいでですが、彼の空手感にはすばらしいものがあります。

いうまでもまりませんが、みんなで壮行会(飲み会)をしました。

この春は、一般部の転勤者が数名ありましたが、また、富山に戻ってきた時には、皆さん子供をつれて道場に来てくれるのではないでしょうか(笑)

私たちも、彼らにとってかけがえのない道場になるように頑張りたいと思います。

追伸
春に転勤になった、Sさんは目標の試験に第一段階は合格したそうです。


by 事務局

親も子も頑張った昇級審査

この前、昇級審査があり、今回も、親子で審査に挑戦した家族が何組かありました。

その親子道場生さんらは、審査を受ける為に、家でも家族一緒に練習した様子がとてもよくわかりました。

たとえば、親子三人で習っておいでの家族は、誰かが「型」を覚えていなければ、次回道場にくるときには必ず上手くなってきておいでです(^^)

家に帰っても、家族のコミュニケーションの一つとして、空手の話題でつながっているのがとてもよく感じられます。

今回より、白帯から青帯さんになる時にも、スパーリング(組手)の審査も行うことになりました。

みなさん、道場生同士、助け合って審査をのりこえられたのが大きく感じられた心にのこる昇級審査会でした。

それぞれの課題

道場では定数に達するほどの人数になってきているので、道場内では段階別(レベル別)の稽古に入れるほどになってきています。

はじめて空手という武道にふれる人にも、空手技術を吸収しやすいよう、カリキュラムシステム策定してきたのもかなり完成してきました。今後、道場生の「心技体」の進捗具合も見ながら進めていくことになる予定です。

すでに、個別にではありますが、ある程度、技術や体力、そして「心」の上達ができてきている人には、その中の一部分を試験的に体感してもらっています。

今後、そのシステムを段階(帯)別に稽古・修得できるようにしていく時期が来るでしょう。

まずは、それぞれにあった課題を適宜出していくので、クリアし修得していただければと思っています。


by 事務局

子供や女性のための護身術

合宿の時、道場生からのリクエストで、護身術について少し触れる機会がありました。

空手そのものが護身術ではあるのだが、今やっている空手は護身というよりは戦闘術なので、格闘技術としてまだ会得していない、空手をはじめたばかりの子供や女性・ビギナーは、万が一の場合どのように対処すれば良いのかを体感してもらいました。

実は、千山道場の空手体系の中で、「護身」という部分を体系化する準備を新年度よりしています。

合宿のコンテンツ案の中に盛り込んでおいたところ、道場生の興味をそそっていたのは言うまでもありません。
私自身、安全神話が崩壊した日本で暮らす一社会人として興味のあるところです。

格闘に至る前の段階で、いかに場をおさめることができるか、また、過剰防衛にならないように相手を制することができるかが、大きなテーマだと思います。

私の日々仕事で行っている、ビジネス戦争の部分と相通ずるところでもあります。

万が一のときのための護身の「術」を身につけるという事も大切ですが、その状況に応じて的確に対処できる心を養うのも大切でしょう。

後輩道場生に、稽古で常日頃言っている、「腹から声を出す!(気を吐く)」

最初の護身術は、これに尽きるのではないでしょうか。
実は、この誰でもできるはずの、あたり前の「大声を出す」ことが、日頃訓練していないと意外にできないものです!!

最近、高岡でも変質者による子供への付きまといが発生しているようです!

少なくとも、万が一の場に遭遇したら、「大声を出す!」「逃げる!」ということを、家庭内でもロールプレイングする必要がある気がします。

それにしても、変な世の中になったもんです。道場生のみなさんくれぐれも気をつけてください。


by 事務局
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