朝から正道会館富山支部さん主催の北信越ジュニア大会の会場に出場させていただききました

今回は少年部の千山道場生が出場させていただいたので、試合内容以上に「礼節と気合」について、クドイ程に指導して送り出しました。

結果は、みなそれぞれの課題に向き合って善戦しておりました
それぞれの評価は道場でしますね

さて、本題ですが、大会開会式の注意事項にて強く説明しておいでたた内容がとても印象的でした

結論を先に言うと、昨今、神聖な武道の試し合いの場である試合会場に「礼節や武道の何たるかを」わきまえない方が増えてきており、主催団体はこれを断固認めない!という趣旨です

平たくいうと、空手という特に硬派な武道の試合会場にでさえ、礼節を重んじない方が増えてきているという事ではないでしょうか 

最近の空手のどこの大会でも、主催団体さんは強く警告を発しておいでます。

●礼節をわきまえない応援やヤジ。
●試合に勝てば何でもありの結果主義。
●武道を志す者らしからぬ立ち居振る舞い
●世話になっている道場主にでさえ頭を下げない親。
●上下関係自体、理解できない親子。
 などなど…。

武道の世界でさえ、あげればきりがない程の常識外れな事がおきていると耳にします。

これは、学校や地域スポーツの世界になると、輪をかけてスゴイ事になっているようです

最近の記事で読んだ話で、家庭で本人を含め、子供にも「躾」をされてない&していない親が、武道場へ子供を連れてきて、入門させるから「礼儀を躾してくれ!」と迫り、次は、挙げ句の果てに、「すぐにウチの子を大会で入賞できるように強くしてくれ!!」とゴリ押ししてくる…。とのこと(大爆)

さすがに、屈強な道場主達も宇宙人的な思考に、怒る気力も失せ、あいた口が閉まらないそうです

最近では全国的に、スポーツ少年団体などでは、このように言われているそうです。


「親の教育50%、子供の教育50%」


少年達にスポーツを教えるはずの運営が、いつの間にか親への教育にばかり手がかかる。
本来のスポーツ活動にそそぐエネルギーを半分は親に、そして、残りやっと半分を子供達に使うことができるそうです。


そして、「バカの壁」という思考停止状態や理解不能状態をなんとかする必要がありそうです。


千山道場では、このような「バカの壁」の常態化を防ぐために定員制にし、入門時に入門審査を行い、入門後も管理指導を行う事にしております



by 事務局